■プリペイド式携帯電話とは?
国内の携帯電話サービスは、通常、月額基本料や通話料を実際に使用した後に支払うポストペイド(料金後払い)型で行われています。それに対しプリペイド式携帯電話は文字通り料金を前払いして行う携帯電話サービスになります。日本にはあまり馴染みはないですが、欧州ではプリペイド(料金前払い)型の携帯電話サービスの普及率が高くよく利用されています。
このプリペイド式携帯電話サービスを提供している携帯キャリアは国内ではau(ぷりペイド)とソフトバンク(シンプルスタイル)の2社になります。プリペイドの通話料金支払いは、あらかじめ定額のプリペイドカードというものを購入しておき、チャージ(料金登録もしくは料金補充)という操作をすることで通話することができるようになります。
最近は、MVNO(仮想移動体通信事業者)から、短期間利用や通信回線お試し用のためのプリペイドSIMカードが販売されています。
データ通信専用SIMになるので、090による音声通話はできませんが、セカンド端末などで短期間データ通信のみを行うのであれば便利です。なかには、リチャージして継続利用できるタイプもあります。
詳細はこちら⇒
プリペイドSIMカード(国内)
■プリペイド式携帯電話のメリット(利点)は?
国内のプリペイド式携帯電話サービスのメリットはまず基本使用料が無料ということと、あらかじめ通話料金を支払っておくシステムなので通話料を使い過ぎる心配が無いという点です。また携帯キャリアから提供されてるプリペイド用携帯電話の本体が割安なことも利点です。
メリットをまとめると、
・
基本使用料無料
・
通話料使い過ぎの心配なし
・
携帯電話本体が割安
(ソフトバンク プリペイド)
になります。
実際にプリペイド携帯を選択するにあたっては、通常の携帯電話も国内の携帯キャリアでは様々な料金プラン・割引サービスを用意していますので、それらと比較検討する必要があります。
例えば、ソフトバンクの料金プラン・割引サービスでは、
ホワイトプラン
や
ホワイト家族24
などが用意されています。
同一携帯キャリア同士や家族などほとんど特定の電話番号によく通話される方は、通常携帯の料金プラン・割引サービスを利用したほうが割安になる場合があります。ご自身の利用状況と照らし合わせて判断したほうが良いですね。
デメリットは、インターネットのウェブサービスが使えないなど一部機能に制限がある点と時間あたり通話料が若干高めな点です。メール(auのCメール、ソフトバンクのS!メール)は使用することができます。
また前払い方式のため利用明細は発行されません。
プリペイド式携帯電話は、ほとんど着信しかしないセカンド携帯用として、また法人の社員用や子供用に通話料を制限して使用したい方におすすめです。
■ソフトバンク プリペイドサービスの紹介
■au ぷりペイドの紹介
■プリペイドカードの購入
プリペイドカードは、最寄の携帯ショップ、各携帯キャリアのオンラインショップもしくはコンビニエンスストアで購入できますが、インターネット上のプリペイドカード取扱い店なら格安で購入することができます。
プリペイドカードはこちらで紹介しています。⇒
プリペイドカード(国内プリペイド式携帯電話用)
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