通信キャリアから販売されているSIMロック版では、アップル「iPhone」やソニー「Xperia」など各メーカのフラッグシップ的なハイエンドモデルが中心によく売れているようです。SIMロック版なら通信品質の心配もありませんし、2年縛りという制約はありますが実質本体価格が安くなるため、高価格な機種でも売れるのでしょう。有名な機種で高スペックモデルなら持っている満足感もあります。
格安スマホのSIMフリー版では、国産端末では富士通「arrows」・シャープ「AQUOS」、それ以外では、「ASUS」・「Huawei」が売れている様子。国産Android端末が売れているのは、おサイフケータイ・防水対応や、国産という安心感があるからでしょうか。国産以外の機種は、低価格とつながりやすさを重視した上で、よりハイスペックなコストパフォーマンス性の高い機種が好まれているようです。
最近は、国産の高コスパな「FREETEL」の機種がのびてきています。この半年ぐらいで人気が出てきたので、中古市場ではまだあまりみかけませんが、機種作りのコンセプトがしっかりしているので、今後安定して人気があるメーカになりそうな感じです。
《機種選定にあたって》
機種乗り換え用にSIMロック版の白ロム・中古携帯を選ぶ場合、機種によっては店頭での機種変更手続きが必要なことがあります(iPhone 6/6Plus以前のau版・softbank版iPhoneや、4G LTE対応する前のau旧機種など)。
購入先等でその点をよく確認してください。
SIMフリー端末を選定する場合、対応する通信方式と周波数帯(Band)に注意する必要があります。
また、SIMフリー版には、「おサイフケータイ」(FeliCa)などに対応していない機種もあります。使用予定の機能などを確認した上で機種選定しましょう。
SIMロックやSIMフリーについてよくわからない場合は
⇒SIMフリー・SIMカードについて
、
通信方式や周波数帯(バンド[band])についてよくわからない場合は
⇒通信方式と周波数帯について
を参考にしてください。